企業の舵取り。その指針となる仕事。
竹村幹央/経理課 経理チーム
経済学部出身。「経理・会計分野は、自分の将来の可能性を広げてくれる」と考え勉学に励み、大学在学中に簿記検定2級も取得。就職では、新卒入社時から経理部門への配属チャンスがあったイトーキを選択。現在、経理課のホープとして邁進中。新卒入社4年目。
「学生時代に学んだことを活かしたい」とイトーキにやって来た、経理課 竹村幹央。机上で学んできた知識・知見をビジネスの現場で活かす日々を送る彼が感じている、経理の仕事の意義と可能性とは。
Question.01
現在の仕事とミッションを教えてください
入社当初から、経理部門に所属しています。ここで私は、イトーキ内における“お金・数字”の流れを正確に把握・管理し、決算資料や有価証券報告書といった開示資料の作成や、更新される会計基準に合わせた企業としての適切な対応方法の検討・確立などを担っています。経理は一般的に地味な仕事だと思われているかもしれませんが、実は経営判断にも大きな影響を及ぼすほどの重要な仕事です。
数字の観点からではありますが、経理・会計の仕事をしていると、企業の健康状態をつぶさに見つめることができます。どの事業がどれだけ伸びているか、その要因は何か。企業として新しい可能性がどこにありそうか。あるいはどこかに異常や不調の兆しはないかと、会社の隅々までを正確にチェックしていく。それはまるで、会社の健康診断をしているような感覚です。その診断結果をもとに経営層が判断を下し、次なる事業展開を検討し、新たなチャレンジも生まれていくのですから責任は重大。やりがいも大きいですね。
Question.02
この仕事で大切にしていることは何ですか?
私が意識しているのは、すべての仕事を自分の成長につなげていくことです。そのためには、数字やルールを表面的に捉えるだけで満足したり、決められた仕事を決められた通りにこなしたりしているだけではいけないと感じます。一つひとつの業務の背景を理解するよう努めています。細かな会計基準についても、なぜそのルールが存在するのかを熟考し理解したうえで、業務を遂行していく。そうすることで、自分の実力を磨いていけるのだと思っています。
幸い、経理部門の仕事は毎日が成長機会です。会計基準や経理関連の法律は日々改訂されていくため、経理担当者は最新事情を熟知していなければなりません。自らを絶え間なくアップデートしていく必要があり、勉強することが尽きることはありません。入社3年目となり仕事にはだいぶ慣れてきたとは言え、新しい知識の収集が追いつかなくなってしまう場面がいまだにあるほどです。でも、それがいいのです。知的好奇心を満たし続けてもいけますし、学びを重ねて自分を高め続けていきたいという欲求を抱いている人にとっては、ぴったりな仕事だとも思います。
Question.03
これからのビジョン・夢について教えてください
今一番の目標は、“経理人・会計人”として市場価値の高い人間になっていくことです。それは、学びと成長を繰り返していく経理という仕事の特性があることはもちろんですが、イトーキだからこそできると思っています。
経理部門に限った話ではないかもしれませんが、イトーキには、自分の意見や意志を周囲に伝えやすく、そして実際にチャレンジできる機会までつくってもらえるという風通しの良さがあると感じています。自分に学びたいと思う分野や取り組んでみたいと考える仕事があったとき、その想いを上司に伝えると、実際に担当させてもらえることが本当に多いのです。意志と自主性さえあれば、いくらでもチャンスの舞台に立てて、自分をどこまでも成長させていける。それがイトーキという場所だと感じます。先輩達に比べまだまだ未熟な自分ですが、それでも思っていた以上の速さで階段を駆け上っていると実感できていますし、ここならば、理想の自分に1日も早く出会えると信じています。
※所属部署・役職は取材当時のものとなります