採用フローは下記の通りです。
注）選考過程で
職場実習を行う場合があります。
| 正社員 登用 |
無期契約 社員登用 |
|
|---|---|---|
| 登用者 総数 |
174名 | 86名 |
| (障がい者数) | (2名) | (5名) |
2008年に正社員登用制度を導入し、現在まで年1回、正社員登用を実施してきました。
2018年には無期契約社員を新設し無期契約社員登用制度を導入、正社員登用同様に年１回、無期契約社員登用を実施しています。
登用審査は健常者も障がい者も同様の審査基準です。上記の登用実績は制度導入から2022年度までの登用者総数です。（ ）内は障がい者の登用実績です。
入社した決め手は、上位３つが「仕事内容」「障がいへの配慮」「働く環境」でした（複数回答）。
以下理由をご紹介します。
障がい者雇用であっても前職の経験を評価して頂け、活躍できるフィールドがあったから。
（34歳・スタッフ職）
興味深い業種で、障がいがありながらもキャリアを生かせる職種、職場だったから。
（45歳・技術職）
過去の経歴が活かせ長く勤められる可能性が高いこと、オフィス面の環境やワーカーの年齢構成や性別の多様性、面談者の人柄、事業の継続性などが良いと感じたため決断しました。
（56歳・技術職）
製造の仕事内容が自分の性格にあっていると思ったから。
（22歳・製造職）
81%の社員が「入社前に不安を感じていた」と回答しています。健常者でさえ不安に感じる人が多いので、障がいがあれば更に不安が多くなるのは自然なことと考えます。以下、「入社前に不安を感じていた」の内容をご紹介します。
不安に感じていたこと
障がいにより仕事ができるのか漠然と不安でした。
入社後に感じていること
自分のできる分野で仕事ができれば障がいがあっても問題ないと感じています。
（45歳・スタッフ職）
不安に感じていたこと
入社前に復職支援プログラムに通ってはいたが、実際の労働環境で耐えうる体力があるかどうか不安でした。主治医から出ていた配慮事項に対応いただけるかどうかもありました。また、自分の能力やスキルが業務に対して十分に足るものかどうか不安が強くありました。自分を追い込みがちな思考なため、その思考が出すぎてしまわないかどうか不安がありました。
入社後に感じていること
入社直後、業務量や業務内容を配慮していただきソフトランディング出来た所から、不安が少しずつ解消されていったと思います。その後も徐々に業務内容が濃くなり、責任ある業務も任せていただけるようになり自信がついて来ました。現在もご配慮いただいた中で、出来る限り深い業務に取り組めており、達成感を感じつつ業務に取り組んでいます。
（45歳・技術職）
不安に感じていたこと
何回も繰り返しやらないと覚えられない私だったので不安でした。
入社後に感じていること
自分のことを理解してくれる上司がいてくれて、できないことのアドバイスを頂けて感謝しています。
（22歳・製造職）
イトーキでは、東京・大阪・福岡など各地の営業拠点や滋賀・京都・大阪・千葉の製造拠点で障がいのある社員が勤務しています。人事制度は全社共通ですが、オフィスと工場では働く環境も異なっています。以下主要拠点で勤務している社員の声をご紹介します。
業務内容に関して平等に扱ってもらえること。
（27歳・技術職）
在宅勤務できる日や出社した方が良い日など、自分の裁量で比較的決めることができるようになりました。業務だけでなく、仕事環境や体力的にも困った点は、課員の方になんでも相談できると思います。そのような職場環境で働くことができ、とても安心しています。
（43歳・スタッフ職）
通院や業務時間など、自分の障がいに対する配慮を十分にしていただいているため、入社して良かったと感じています。また、障がいを持っていても一般社員の方と変わりない業務内容を任せていただける所もあり、その点も入社して良かったと感じています。
業務時間や残業時間の管理を徹底されている所や有休を消化する日程がカレンダーにある点、育児休業など取っている人もいるため福利厚生の充実している面も入社して良かったと感じる事です。
（45歳・技術職）
自立した生活が自身で出来るようになりました。また、社会の一員になり、時間的にも規則正しいサイクルを築けていると感じています。
（43歳・製造職）
障がいという「ハンデ」を配慮してもらった分、前職よりも仕事のパフォーマンスがあがっています。また、障害者の働き方を自分で自分の事をデザインして働けるは、ＩＴＯＫＩだけの大きな魅力です。
（52歳・スタッフ職）
話すのが苦手な自分でも優しく対応してくれる人がいたので、少しは前向きになれたことです。
（20歳・製造職）
イトーキでは、本社スタッフ部門・営業部門・開発部門・製造部門など、仕事の内容によって職場の雰囲気が異なります。
しかし、「イキイキと新しい価値を生み出し、お客様に感動をもたらす人財。～“いま何をすべきか”自ら考え、周囲を巻き込み、最後までやりきる。～」という求める人財像は共通しています。どの部門であってもすべての社員がこの求める人財像をめざしています。以下、その様な社員の声をご紹介します。
少人数でしんどいこともあるが、本音を言える先輩や上司がいるので個人的には程よい距離感で心地よいです。
（32歳・技術職）
堅苦しくなく率直な意見交換のしやすい雰囲気です。クリエイティブさが必要な面では、既存の概念や考え方を無くすべく頭を柔らかくする雰囲気のある反面、社内システムの登録や設計、品質保証などセンシティブな業務もあるため、緊張と緩和のある職場の雰囲気だと思います。
（45歳・技術職）
現在は日本橋本社になりましたが、元々は大阪の企業のため、関西のおおらかさと面倒見の良さの雰囲気があります。
（34歳・スタッフ職）
適度な距離感を保ってくれているので働きやすい。
（50歳・技術職）
とても穏やかな雰囲気です。また若い世代が活躍している印象です。ものづくりの会社だからか、様々なことにアンテナを張ってらっしゃる方が多いです。ちょっと周りと違う事をしていても浮かない空気感があります。
（35歳・スタッフ職）
採用時に障がいの内容を職場の管理者と話し合い、マッチングした上で採用することで、入社後の職場理解になり、障がい者の働きやすい環境を作ります。
ケースによりますが採用時に個別の障がいの特性の理解を深める為、支援機関の協力を得ながら職場での勉強会を実施することがあります。
設備や機器により障がいをサポートすることができる場合は、設備の設置やサポート機器の提供を検討実施します。
障がいによって職場での働き方に支障がないか、年に１度人事部門による個別面談を実施しています。支障があれば意向を汲み取りながら職場での解決を検討実施します。
テレワークは多くの社員が活用していますが、完全テレワークは導入していません。月に数回は出社が必要になります。
工場勤務の場合、必要条件を満たせば車通勤が可能です。本社や営業所の場合は公共交通機関が近くにあるケースが多いので原則として車通勤はできません。
あります。有期契約の場合、５年を超える契約は行いませんが、その期間の中で１年以上在籍し一定の評価と部門推薦が整えば、登用試験にチェレンジをすることができます。
身体障がいのある方、精神障がいのある方、知的障がいのある方。広く雇用しています。新卒採用の場合は原則として正社員として採用審査を行います。中途採用の場合は契約社員として採用審査を行います。
障がいを理由に特定された仕事に配属することはありません。イトーキでは応募者のご経験や適性を考慮し、マッチした仕事を双方が納得した上で配属していますので、スタッフ職、技術職、製造職、営業職それぞれ配属の可能性があります。
イトーキの施設では概ねエレベータがありますが、一部の工場では階段のみの場合があります。
一次面接、二次面接とも基本的には対面形式で面接を行っています。但し、一次面接はWeb形式で実施する場合もあります。